最新情報< お役立ちコラム >

放置されていた不動産の相続登記を自分でする!その弐

その壱からの続きになります。

相続が発生した際にまず最初にすることは、相続人の確定です!

これは被相続人(亡くなった方)の一生を調べ、関係する相続人が何人いるか確認する作業です。

方法は被相続人の本籍地のある市町村で「出生から死亡まで」の連続した戸籍謄本(登記全部事項証明書)を取得し、配偶者や子供の有無を調べます(直系親族の場合は広域交付制度も利用できます)。

相続が発生した直後(被相続人が亡くなった直後)ならとても簡単なことで、亡くなった方の戸籍謄本だけ取得すれば済む場合がほとんどです。

自分の父親が被相続人なら相続人は存命なら母親、あとは兄弟姉妹だけです。
兄弟姉妹で亡くなっている方がいたとしても、大抵は甥姪くらいまででしょう。

両親が再婚で前妻に子がいる場合、そちらの子にも当然相続権が発生するので、連絡先が不明な場合は少し手続きが必要になります。

相続人調査という形で戸籍謄本と附票の取得を行うのですが、取得した父親の一連の戸籍の中に氏名と除籍後の新本籍地が記載されているはずなのでその本籍地の市町村へ請求することになります。

ご存命なら戸籍の附票を取り寄せれば現住所が判明します。
亡くなっているとちょっと面倒なのですが、それはのちほど説明します。

この相続図の場合、相続人は4人です。

この場合、長女の配偶者に相続権はありません。が、仮に長女がすでに亡くなっていたとしたらどうでしょう?

・・・それでも長女の配偶者には相続権は発生しません。
孫(長女の子)のふたりに代襲相続という形で相続権が発生します。もちろん第①順位です。

では、またまた仮に父親死亡後、遺産分割協議をする前に長女が亡くなったとしたら・・・
長女の配偶者に相続権が発生するでしょうか?

答えはYESです。
この場合は数次相続という形で、長女の配偶者と孫(長女の子)に相続権が発生します。

簡単に言えば、父親の遺産を相続した長女の遺産を長女の配偶者と孫(長女の子)が相続する、ということです。
代襲相続では長女は相続が発生する前に亡くなっているので、長女に父親から相続した遺産はなく長女の配偶者には相続する遺産がないということです。

代襲相続数次相続の違いは、父親と長女の死亡時期(どちらが先に他界しているか)だけです。

先ほどの前妻の子も存命ならその方が相続人なので簡単ですが、亡くなっていた場合、父親より早く亡くなっていれば孫(前妻の子の子)が代襲相続人になりますし、父親が死亡した後に亡くなっていれば前妻の子の配偶者と孫(前妻の子の子)が数次相続人となります。

このように被相続人が亡くなってすぐに相続の手続きを行うと、大きな問題なく進むことがほとんどだと思います。

しかし・・・
父親の名義だと思っていた不動産が実は祖父の名義だった!となると・・・?

 

またまた長くなってしまったので、放置されていた不動産の相続人探しは次回へ持ち越しです(^_^)/~

 

お問い合わせCONTACT

株式会社 大野に関して、お仕事のご依頼・お見積もり・求職希望・各種お問い合わせがございましたら、
お気軽にご連絡ください。
お電話・FAXまたはWEBフォームから受け付けています。

WEBからのお問い合わせ

WEBでのお問い合わせは以下のフォームよりお願いいたします。なお、お問い合わせの際は個人情報保護方針を必ずご確認ください。

    お名前【必須】

    会社名

    メールアドレス

    電話番号【必須】

    ご住所【必須】

    お問い合わせ分類【必須】

    お問い合わせ内容【必須】

    個人情報保護方針【必須】

    入力内容のご確認【必須】

    reCAPTCHAで保護されていますプライバシーポリシー利用規約

    お問合せフォームはお客さまがご入力の情報が送信される際の通信セキュリティを確保するため、SSLという技術により情報を暗号化して保護します。お客様の個人情報は保護されますので、安心してご利用いただけます。

    個人情報保護方針
    (プライバシーポリシー)

    株式会社 大野(以下「弊社」)は、弊社が運営するウェブサイト( https://oono.cc/ 以下「当サイト」)において、利用されるお客様の個人情報の保護と、お客様が安心して当サイトをご利用いただける体制の構築を目的として、以下の個人情報保護方針に基づき、お客様より収集した個人情報を扱います。

    1.個人情報の取得について

    弊社は、当サイトの各フォームや電子メールによって、ご利用者の個人情報を取得する場合があります。
    お客様が各フォームや電子メールに個人情報をご入力していただく際には、SSL技術を使用して個人情報の漏洩対策に努めています。また、お客様に個人情報をご提供いただく場合には、あらかじめ、この「個人情報保護方針」にご同意いただくことが必須となります。
    この「個人情報保護方針」に同意いただけない場合には、お問い合わせ等への対応など、一部のサービスにおいて、ご利用いただけない場合があります。どうかご了承ください。

    2.個人情報の利用目的について

    弊社は、お客様との取引やサービス提供のため、必要となる個人情報を取得させていただく場合があります。
    その場合、下記に記載する目的に限って利用させていただきます。

    • ・お問い合わせに関する返信やご連絡
    • ・弊社採用活動、および採用時の適切な雇用管理
    • ・新規サービスや新商品などの開発

    なお、取得した個人情報は、上記目的を超えて利用することはありませんが、個人を特定せず統計データとして収集・利用させていただく場合があります。

    3.個人情報の管理について

    弊社は、お客様の個人情報の正確性を保ち、これを安全に管理します。
    当サイトにおいては、SSL技術を用い、暗号化して個人情報を安全に送信していただくことができます。
    また、サービス向上のためGoogle, Inc.のGoogle Analyticsを利用してサイトの計測を行っています。
    これに付随して生成されるテキストファイル「Cookie」を通じて分析を行うことがありますが、その際、IPアドレス等のユーザ情報の一部が、Google, Inc.に収集される可能性があります。
    サイト利用状況の分析、サイト運営者へのレポートの作成、その他のサービスの提供目的に限りこれを使用します。
    利用者は、当サイトを利用することで、上記方法および目的においてGoogleが行う、このようなデータ処理について許可を与えたものとみなします。
    ※なお、「Cookie」は、お客様側のブラウザ操作により拒否することも可能です。ただしその際、当サイトの機能が一部利用できなくなる可能性があります。
    当サイトには、他サイトへのリンクが設置されている場合がありますが、リンク先の他サイトにおける個人情報保護については、弊社は責任を負いません。

    4.個人情報の第三者への提供について

    弊社は、本人の同意なく、第三者に対して個人情報を提供することはありません。
    ただし、お客様より事前ご同意をいただいている場合、もしくは弊社が従うべき法令に基づき、公的機関から個人情報の提供を請求された場合には、その請求に応じて情報を提供する場合があります。

    5.個人情報保護方針の改定

    弊社は、個人情報保護方針を適宜見直し、改善し、改定します。
    改定後の個人情報保護方針はすみやかに掲載します。

    最終更新日:2024年9月1日